セキュリティ・ウェアハウスは安全なファイルレベル暗号化方式を、エクスプローラーに似たユーザーインタフェースで簡単に操作できるようにした暗号化ソフトです。
閲覧・更新したいファイルをダブルクリックだけで復号して操作できますが、その他のファイルは暗号化されたままです。
ログイン中でも可能な限りファイルを危険な状態にしない仕組みです。
しかも、暗号化されたファイルはファイル名も英数字で組み合わされたファイル名に変更しています。もしマルウェアに感染してファイルが流出しても、ファイルの中身は暗号化されたままで、ファイル名も意味不明なので何のファイルなのか推測もできません。
本来のファイル名などの必要な情報は暗号化してデータと一緒にカプセル化しています。パスワードがなければ意味不明のファイルでしかありません。
基本操作の動画です。セキュリティ・ウェアハウスの基本的な操作が確認できます。
一般的なハードディスク暗号化方式ではパソコン起動時にユーザー認証できなければ一切中身を見ることはできません。そのためパソコンの盗難時には非常に効果を発揮します。しかもユーザー認証してしまえば、全てのファイルは暗号化を意識せずにどのアプリケーションからも自由に操作できます。非常に便利ですが、悪意のあるアプリケーションからも全てのファイルが操作できてしまうため危険がつきまといます。ウィルス対策が十分でなければ、インターネットへのファイル流出の可能性もあります。
ファイル暗号化方式のセキュリティ・ウェアハウスは、ログイン中であっても指定したファイルを開いたり、取り出しなどの操作のときにだけ復号を行います。可能な限り危険な状態を減らせます。
暗号フォルダー毎に、開いたファイルが右端に表示されますので、どのファイルを復号しているのか確認できて安心です。
また、閲覧・修正のために一時的に復号したファイルは、再暗号化時にファイル復旧ソフトでの復元を困難にするためファイルすべてを0値で上書きしてから削除します。
セキュリティ・ウェアハウスはインストール後、暗号ファイルの格納先フォルダーを登録するだけで、すぐに使えます。
ファイル暗号化方式だからハードディスク暗号化方式に比べ事前の作業(ハードディスク全体の暗号化)は必要ありません。
セキュリティ・ウェアハウスはデータはもちろん、ファイル名も隠ぺい化します。パスワードを入力しなければファイル名も知ることはできません。人に知られたくない、見られたくないファイルを大切に守ります。
ファイル名は暗号化したファイルの中に一緒に格納されています。Windowsや他のアプリケーションからは意味不明のファイル名が見えるだけです。
大切なファイルだからこそ暗号化している。それなのにバックアップできないのは困りますね。セキュリティ・ウェアハウスは暗号化したままバックアップができます。普通のファイルと同様にライティングソフトを使ってCDやDVD、Blu-rayDiscにコピーして保存できます。万が一の場合にも安心です。
※セキュリティ・ウェアハウスにはライティング機能は付属していません。
CDやDVD、Blu-rayDiscにバックアップした暗号ファイルを、セキュリティ・ウェアハウスから簡単に閲覧できます。復元作業などは必要ありません。
※CD/DVD/Blu-rayDiscドライブはすべて読み込み専用になります。
誤ってファイルを削除してしまった場合に、最近ではファイル復旧ソフトが高い確率で復元してくれます。
セキュリティ・ウェアハウスの暗号化はファイル単位に行っています。Windowsにとってはセキュリティ・ウェアハウスの暗号ファイルも通常のファイルと同じ扱いですので、もしものときにファイル復旧ソフトが使用可能です。ファイル復旧ソフトで復旧できた暗号ファイルを、セキュリティ・ウェアハウスにドラッグ&ドロップして取り込めば復号できます。
※セキュリティ・ウェアハウスにはファイル復旧機能は付属してません。
復号にはファイル復旧ソフトで暗号ファイルが正しく復旧されている必要があります。
サーバーのフォルダーをネットワークドライブ設定して、暗号フォルダーの登録ができます。これにより、複数のパソコンで暗号ファイルの共有が可能です。
(Windowsで「ネットワークドライブの割り当て」の設定が事前に必要です。サーバーのOSはWindowsを推奨しています)
USBメモリ等のリムーバブルディスクにインストールして利用可能なセキュリティ・ウェアハウス-portableを、セキュリティ・ウェアハウスから認証する事により機能拡張されたアップグレード版にすることができます。
最大30回の認証ができるので複数のリムーバブルディスクのセキュリティ・ウェアハウス-portableをアップグレードできます。
セキュリティ・ウェアハウス-portableの紹介
セキュリティ・ウェアハウス-portableの暗号化したファイルと互換性があります。
セキュリティ・ウェアハウス-portableの紹介
セキュリティ・ウェアハウスで暗号化したファイルをメールで送った場合、それを受け取った相手先がセキュリティ・ウェアハウスを持っていなくても、フリーソフトの「セキュリティ・ウェアハウス-mini」で復号が可能です。
「セキュリティ・ウェアハウス-mini」は、ファイル単位の暗号化と復号が可能で、暗号化したファイルはセキュリティ・ウェアハウスと互換性があります。
セキュリティ・ウェアハウス-miniの紹介
セキュリティ・ウェアハウスは株式会社スカイネクサスの登録商標です。
セキュリティ・ウェアハウスの構成については特許出願済みです。